過剰にしない、という診療の考え方
医療法人いしい整形外科の診療を語るうえで外せないのが、過剰な医療や不要な検査、余計な投薬を避けるという方針である。痛みを抱えて来院する人にとって、必要な処置だけに絞って進めてもらえることは、通院を続ける安心につながる。できることを少しずつ増やしていくという回復の描き方は、焦らずに身体を戻したい人に合っている。医療法人いしい整形外科は、症状で苦しい状態が続く人が、もとの暮らしへ着実に戻っていけるよう診療を組み立てている。
赤ちゃんから高齢者まで、年代を問わない診療
対象となる年代の広さも、この医院の性格をよく表している。乳児健診で股関節の異常を指摘されて相談に来る乳幼児から、加齢とともに骨や関節の不調を抱える高齢者まで、同じ窓口で受けている。慢性的な痛みの原因もしっかり突き止め、回復に向けたアプローチを進めていく。過剰な検査を避ける方針があるからこそ、年齢や体力に差のある患者でも通いやすい環境になっている。取材の場でも、幅広い世代が待合室に居合わせる光景が、地域の身近な相談先という立ち位置を物語っていた。
分かる言葉で、原因と再発防止まで伝える
医療法人いしい整形外科では、症状の原因や治療の内容だけでなく、再発を防ぐための注意点まで説明を重ねている。何が起きているのかが分かると、治療の見通しが立ち、通院への納得も生まれる。石井院長が40年以上の臨床と20年以上の川口での診療で培ってきた経験が、こうした説明の土台になっている。
医療DXへの対応と院内の取り組み
医療法人いしい整形外科は、国の方針である医療DXにも取り組んでいる。オンライン資格確認システムの導入やオンライン請求、マイナ保険証の利用促進を進め、診療の効率化と安全性の向上を図っている。これに伴い、医療情報取得加算や医療DX推進体制整備加算などが診療報酬に算定される。後発医薬品の使用を促す一般名処方や、診療報酬の項目が分かる明細書の発行にも応じており、医療の透明化を意識した運営を行っている。マイナ保険証を使うことで、より適切な診療につながる仕組みである。



