呼吸器から循環器まで横断的に診る内科診療
吹田市の阪急千里山駅前で、呼吸器内科・循環器内科・血液内科・消化器内科・アレルギー内科の5領域をカバーする内科クリニックが稼働している。内科トータルケア こんどうクリニックが掲げる方針は、入院が必要な状態に至る手前で医療介入を行い、健康寿命を引き延ばすこと。予防段階から治療、その後の経過観察まで一つの施設で完結させる体制を敷いており、複数の診療科を渡り歩く必要がない。地域のかかりつけ医として、長期的な健康管理の起点になっている。
個人的には、クリニック規模でこれだけの専門領域を横断できる体制は珍しいと感じた。呼吸器の症状で受診した際に循環器側の異常が見つかるケースもあり、臓器別に分断されない診療が早期発見に直結する場面は多い。院内にはCT・レントゲン・超音波・血液検査装置・呼吸機能検査装置・心電図検査装置が揃い、総合病院への紹介を挟まず診断から治療方針の決定まで進められる。他院への転送が減る分、患者側の通院回数と待ち時間も圧縮される。
被ばく量約80%減の低線量CTによる精密検査
内科トータルケア こんどうクリニックが導入した最新型CT装置は、従来機と比べて放射線被ばく量をおよそ80%カットしている。撮影時間はわずか数十秒で済むため、体調不良で長時間同じ姿勢を保てない患者にも負担が少ない。微小な病変まで捉える高精度な画像処理と、複数部位の同時撮影機能を備えており、検査精度とスピードを両立させた設計になっている。呼吸器内科の専門知見を持つ医師がCT画像を読影し、肺がんをはじめとする呼吸器疾患の早期発見に注力している。
健康診断で「要精密検査」と出ても、被ばくへの不安から再検査を先延ばしにしてしまう人は少なくないという声が目立つ。低線量CTの存在がその心理的ハードルを下げている側面は大きい。長引く咳や息切れといった症状がある場合に加え、自覚症状がなくても予防目的でCT検査を受ける患者も一定数いる。撮影から結果説明までの所要時間が短く、仕事の合間に立ち寄れる手軽さが受診率の底上げにつながっている。
来院当日に検査結果まで出る生活習慣病の迅速診断
高血圧や糖尿病は初期段階で自覚症状に乏しく、気づいたときには進行していたというケースが珍しくない。内科トータルケア こんどうクリニックでは、血液検査・心電図・血圧測定など生活習慣病の評価に必要な検査を受診日にまとめて実施し、院内の迅速検査システムで20〜30分ほどで結果を伝えている。複数回通院する手間が省けるため、仕事や育児で時間に余裕がない層からの利用が多いと聞く。早い段階で数値を確認し治療方針を立てることが、重症化を防ぐ最大の分岐点になる。
たとえば会社の健康診断で血糖値やコレステロール値に引っかかり、再検査の指示を受けたまま数か月放置しているような場合でも、1回の来院で検査と結果確認、治療計画の相談までまとめて終えられる。定期通院に移行した後も同様の迅速フローが維持されるため、毎回の受診が短時間で完了する。こうした効率性が継続受診のモチベーションにつながっていると感じる利用者も多い。
発熱外来の完全分離と千里山駅徒歩1分のアクセス
発熱症状のある患者と一般診療の患者が院内で接触しないよう、診察室・待合室ともに完全に独立した動線で分けられている。新型コロナウイルスの検査にはnodoca検査システムを採用しており、数十秒で判定結果が出る。従来型の抗原検査でも機械による抗原量増幅技術を使い、判定精度を維持。感染症の流行期でも一般内科の受診をためらわずに済む環境が整備されている。
所在地は阪急千里山駅から徒歩約1分、駅前の阪急千里山駅前ウエルビーイングテラス4階。駅を出るとすぐビルが視界に入るため、雨の日でもほとんど濡れずに到着できる。車利用者向けに無料駐車場も確保されており、駐車料金を気にせず通える。ビル全体がバリアフリー設計でエレベーター完備のため、車椅子や歩行補助具を使う患者も段差なく診療フロアまでたどり着ける。



